人間の姿と心を持った名も無き神。
あらゆる事柄に対して自信過剰。常に自分が正しいと思っている、非常に傲慢な性格。
他の神々に馬鹿にされた過去を根に持ち、基本的に神と名の付くものを毛嫌いする傾向にある。
しかしながら、唯一自分を認めてくれた「偉大なる神」に対してはその限りではなく
与えられた現在の姿を大変気に入っており、自らを美しいと豪語している。
ただし実際は、人間の姿そのものを美しいと言っているだけで
見目の良さを自覚している訳ではない。
また、自身が長年見守って来た人間という種族には無償の愛情を向けており
聖人であろうと愚者であろうと、人類の営みの一部として許容できるほどに心酔している。
特に感情表現の豊かな者に対する憧れは強く、仮でも人間の心を得た事に幸福を感じているようだ。
人間になるため、どんな手段をも講じる程には計算高く豪胆だが
思い通りに行かないことがあれば冷静さを欠くこともある。
しかし次の瞬間にはニュートラルな状態に戻るなど、感情表現にむらがあったり
柔軟故に気移りが激しかったりする。
夢は石油王になり、多くの人間から愛と尊敬を得る事である。
名前はナイル川に由来しており、人類の繁栄に大いに寄与した自然物だからとその名を借りた。