しかし、その真の姿は安楽死推進派の殺人犯。

幼い娘がいたが、指定難病による苦痛に耐えながらも闘病を続け、昨年息を引き取った。
それ以来使命を帯びたように、苦しむ難病患者に対して過剰な薬物投与を行う殺人行為を繰り返している。
娘の難病が発覚したと同時に妻とは離婚しているため、家族はいない。
自分の破滅的な人生を終わらせたい気持ちと、使命を全うし天国の娘に報いたい気持ちの間で葛藤を続けている。

U.N.オーエンのことは、そういった尊厳死に関する話題を手紙でやりとりするなどして、有意義な議論を交わせる存在として認知している。
経済力があり、幅広い知識を持つ友人なので いつしか日本で安楽死が確立する手助けをしてくれるのではと
信頼も寄せている。